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診療グループ 診療内容 |
血液・腫瘍 |
― 対象疾患 ―
● | 血液腫瘍 | |
白血病(急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、乳児白血病、慢性白血病など)
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悪性リンパ腫
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ランゲルハンス細胞組織球症
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固形腫瘍 | |
神経芽腫、胚細胞性腫瘍、横紋筋肉腫、肝芽腫、ユーイング肉腫、Wilms腫瘍、脳腫瘍など
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血液疾患 | |
鉄欠乏性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、好中球減少症、溶血性貧血、再生不良性貧血、血球貪食症候群、血友病、遺伝性骨髄不全症候群など
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その他 | |
組織球性壊死性リンパ節炎など |
― 診療内容 ―
杏林大学医学部付属病院では、診療各科の連携を行い、大学病院として総力を挙げて小児がんの患者さんの診断、治療を行っております。小児科では、主に抗がん剤による化学療法を行い、手術や放射線治療が必要な場合には、小児外科、各専門外科や放射線治療部で治療を行います。当院で行えない特殊な治療が必要な場合には、近隣の小児がん拠点病院や小児がん診療病院とも連携・協力しています。
各種の貧血や再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、好中球減少症、血小板減少症、凝固異常症などの血液疾患、そして白血病、悪性リンパ腫、固形腫瘍などのいわゆる“小児がん”患者の診療を行っております。杏林大学小児科は、2000年より東京小児がん研究グル―プ(Tokyo Children Cancer Study Group: TCCSG)に参加、2003年には日本小児白血病リンパ腫研究グループ(Japan pediatric leukemia lymphoma study group:JPLSG)に参加し、血液系腫瘍疾患の臨床研究を行っています。2014年に設立されたJCCG(Japan Children’s Cancer Study Group:日本小児がん研究グループ)にも参加し、小児がん全般について小児外科や関連各科の先生方と協力し、診療に当たっています。当科は、日本小児血液がん学会専門医研修施設に指定されており、当院、関連施設で研修することにより小児血液がん専門医を取得することができます。小児がんの治療成績は、近年、格段に向上し、多くの患者さんが病気を克服し、元気に通学や就職することができるようになりました。
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外来は、月、木、金の午前中は血液腫瘍を専門としている医師が診察しておりますが、他の曜日であっても一般外来のなかで必要に応じて専門の医師が診察します。木曜日の午後は、血液腫瘍性疾患の専門外来で、外来治療や治療終了後のフォローアップを行っております。
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小児科病棟では、さまざまな病気で入院している子供たちと一緒に治療を行っており、大部屋あるいは必要に応じて個室、無菌室で治療を行います。長期に入院される小・中学生の患者さんについては、都立府中けやきの森学園の協力で訪問学級による教育が継続できます。病棟には、保育士さんがおり、子供たちの入院生活を楽しく充実したものになるようにサポートを行っております。
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